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日中暇つぶしに見るともなしにテレビを見ていたら、チャイムが鳴ったカメラの画面を覗くと見知った男が二人立っていた2人共頑なに老人会に入るのを拒んでいる立派な老人、よお、まず上がれよ、と招き入れると、いや、暇を持て余したからビデオを持って遊びに来たと言う。なんだ男子専用かと聞くといやいや大丈夫と言って見せたのが「剣客商売」という時代劇、
三人共静かに1本見終わると1人がどうおと言う、何が、だからさ、あんな若い年下の嫁さんを持つと、と言う、主人公の秋山小兵衛、おはま、を我が身に被せていたのか、やや上気した顔つき、なに言ってんだよと一人が言うと三人同時に、あははと大声で笑った。三人三様、同じ様な事を考えていたらしい。
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2014.08.06 もうすこしⅡ
病院へ駆け付けると妻は既に意識が無く、いやいやをする様に首を左右に静かに動かして、呼びかけにも反応がない。
私はただ、茫然と為す術がない。きっと病という魔物がしきりに手を引いてjるのだろう。見つめて⒥るうち今日の日中以前の色々な想いが巡ってくる。特に妻にとって最期となったこの病院では、看護婦さん達には職業以上の言い尽くせない程の親切の数々、私共々妻も天国で大感謝でしょう。
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親切にしていただいたホスピスさん
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ドックセラピイと遊ぶ

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人生最期の買物はソフトクリームでした


以前公開した「病がヒトをつれていく」の後、なんとなく物足りなくて叫び声をあげたかったが、いつまでも想い出を追うことはこれで終わりにし残りの人生は天涯孤独の覚悟をしよう。
もう少しごめん。
2014.08.06 もう少しⅠ
2013年12月8日、日本の開戦記念日だが私には別の意味でどうしても中々忘れられない日になっている。その日は日曜日..透析治療のない日なので朝から妻の病院へ、もう自力で動けなくなっているいるのだが今日は珍しくパチリと目を開けて迎えてくれた。「おっ、今日は調子がよさそうだね」出来るだけ明るく振舞う「ウン」目で返事をする、「今日は日曜日だから一日居られるよ」すこし嬉しそうな顔になる、つられて笑顔になる。素直に嬉しい、このままでいいからずっと居てほしい、長年連れ添った高齢夫婦の他愛ない無言の会話。特にもう声の出なくなっているので語り掛けるのは全部私「何でも、うん、なんだね」「ウン」目に涙を浮かべる、気丈に生きてきた人、話せない身がよほど悔しいのだろう。
「もう、暗くなってきたから帰るね」「ウン」涙をふいてやる、つられた私はようやく涙をこらえる。病室を出る背中に強い目線を感じながら病室を出た。
夜半まるで予期して居た様に病院から電話「奥さんの様子が変わりました、何時もと違いますので」全部を聞かずに「はい、すぐ行きます」病院へ走る。
2014.08.01 松の泣き声
緑豊かな森はさわさわと耳に優しく触れてくる。ところがこの時々走る国道7号の海岸沿いは酷い、砂防林のはずの松林が全滅、幹も枝も見事に皮が剝けて丸裸,それが延々と続く<白骨樹林>まるで幽玄の世界。
地元の議員に聞く機会があったが、それによるとあの広大な土地の所々に私有地があって松くい虫防除の役人の立ち入り調査を拒否された為、見るも無残な景観にはあっという間でしたとのことでした。
今は白骨樹になってしまった松が海風でひょうひょうと泣いている。
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